ステージ4の癌への対処法

がん治療の経過を左右するもの

ステージ4の癌とはがんが原発巣とは異なる場所(リンパ節を除く)に転移した状態です。がんが最も進んだ状態であるため一般的には完治する可能性は低いとされています。ステージ4の癌患者様の治療経過は癌の原発巣と組織型や遺伝子異常、患者様の体力と臓器障害の程度や現在の食欲、今までの治療、さらに癌の転移の場所と大きさによって異なります。しかし治療法の選択やタイミング、患者様の体力と免疫力、食事内容や栄養状態、気力などにより一部の患者様では良好な治療結果が得られることもあります。東京がん難病支援センターではがん治療にマイナスに働くものは極力排除して完治率、有効率を引き上げます。

がん克服のための5つのポイント

1:栄養 炭水化物を制限するだけの安直な食事療法が広がる中で、がんを持つ人が不足しがちなミネラルや免疫力をアップする栄養素をしっかりと取り入れる事で根元的に体力と免疫力の向上を行います。

2:睡眠 不安と疼痛から来る睡眠不足は、気分を下げるばかりか免疫力を下げがんに都合の良い環境になりますので、抗炎症効果もあるサプリメントなどで積極的に睡眠の質を改善するようにします。

3:運動 座る時間が長いと細胞の呼吸や代謝と循環が低下して低酸素に傾きますがこの環境は最もがんが好むものの1つです。体力と病気の病態に応じて有酸素運動のプログラムを提供します。

4:解毒 現代社会では1日あたり平均20グラムの化学薬品を食品からとっていると言われています。また、同じく食品に含まれる重金属や農薬もがんを促進する原因の1つとなります。化学薬品や重金属の蓄積が標準治療に対する抵抗性を生む原因になり免疫の低下を引き起こします。血液検査、体重、食生活、嗜好品、アレルギー食材を伺った上で提携医療機関で血液検査や組織への蓄積検査を行い化学薬品や重金属排泄を行うサプリメントと運動を指導します。

5:重水素減少水 重水素とは、水素の安定同位体で原子核が陽子1つと中性子1つで構成されます。1931年にアメリカの化学者ハロルド・ユーリーが発見し1934年の ノーベル化学賞を受賞しました。
地球上の水素全体の中での存在割合は、軽水素が99.985%、 二重水素が0.015%でここでの重水素は二重水素の事です。人の体を含む地球上のすべての水は、この重水素濃度が150ppmになっています。
1990年代よりハンガリーの分子生物学者ショムヤイ博士らが重水素が少なくなるとがん細胞が減っていくことが示され体の重水素を減らす目的で重水素減少水が誕生しました。

重水素減少水とは

1970年代にハンガリーのノーベル賞受賞者セント・ジョルジ・アルベルトのインタビューを見てインスパイアされたショムヤイ氏は大学で生物学を専攻している時に水素と重水素ともう一つの水素の同位体が一緒になって細胞分裂を調整するとひらめいたそうです。その後1982年に生物学者として研究生活をスタートし1988年にはUniversity of Missouri (Columbia, USA)で遺伝子工学の研究に従事。1990年にはsenior research fellow としてHungarian Institute of Oncologyで自然発生する重水素が生物に与える影響を研究し抗がん効果を確信して1993年にHYD Ltd. for Research and Development (now HYD LLC. for Cancer Research and Drug Development) を設立しscientific directorとして重水素の性質を利用した抗癌効果の確認と抗癌製品の開発を行い1997年にCEOに就任。2000年に”Defeating cancer!”を出版しました。2021年には2冊目の”Deuterium Depletion – A New Way in Cancer Therapy and Health Preservation” を出版しております。

発癌のメカニズムとして従来の遺伝子のコピー異常に始まり遺伝子的エラーが集積することによって発癌するいわゆる遺伝子説とミトコンドリアの代謝機能が異常を起こしたため発癌してしまうとの説もあります。実際遺伝子を多く持っているのは細胞の核でありますが正常細胞に癌細胞の核を移植してもこの細胞はがん細胞に変化しない一方で正常な細胞に癌細胞のミトコンドリアを移植すると癌細胞に変化するという実験結果より支持されています。現在まで最終的な発癌のメカニズムはこのどちらかだけと言う結論は出ていませんが癌は遺伝子の異常のみならずミトコンドリアの代謝機能障害であり免疫の低下であり炎症によって増強されさらにそれが時間とともに変化していく複雑な病態である事は癌に携わる研究者の間では周知の事実です。

水素と重水素はすべての分子の重要な構成要素であり過去30年間に行われた研究結果により重水素を減少させることが異なる生物系においても細胞分裂のスピードを始めとする細胞レベルでのいくつかのプロセスに影響を与えることを確認しました。重水素濃度を自然界の150ppm以上、300から600 ppmまでに上げると細胞の増殖が促進されることがわかりました。ミトコンドリアは内膜と外膜の間に水素を放出することで内膜の内側と外側に水素の濃度差を作り、この濃度差によってミトコンドリアの主な役割であるATPを合成するのに必要なエネルギーとなります。正常なミトコンドリアは重水素/水素比を下げることができますが癌のようにミトコンドリアの機能障害が起きると重水素/水素比は上がり細胞分裂が促進することがわかっています。

さらに培養細胞中の培養液の重水素濃度を300ppmに上げると調べた癌関連遺伝子259種類のうち97.3%の遺伝子で30%以上、癌関連遺伝子の量が多くなることを見出した一方で重水素減少水をマウスに与えた際、ほぼ全ての臓器で癌関連遺伝子(c-Myc、Ha-ras、p53)の発現量に影響することが判明しました。さらに他の遺伝子(K-ras、c-Myc、Bcl2)でも同様な結果で細胞内の重水素濃度が癌関連遺伝子に大きな影響を与えることが分かりました。

ショムヤイ博士方のグループの努力は基礎的研究から1992年の重水素減少水の発売そしてその後、重水素減少水を飲んだ乳がん患者232人のデータ解析によって大きく実を結ばれます。乳がんと診断されてから重水素減少水を飲むまでの平均期間は3年で累積追跡期間は1346年に及ぶ膨大なデータです。このグループは平均重水素減少水摂取期間は2年で特にこのうちステージ4が74人の平均生存期間は4.3年と標準治療の約2倍の正常期間を得ることができました。

世界のがん治療の潮流が発癌の原因となったドライバー遺伝子を調節する治療、CAR-Tを始めとする免疫細胞療法、免疫チェックポイント阻害剤の進化、電場腫瘍治療などに進化する一方でこの治療はミトコンドリアの代謝など多様な癌に共通する特性をターゲットとする入院が不要な副作用の極めて少ない治療であり多くのがん患者に待たれた治療であることは疑いようがない。現在もショムヤイ先生方のグループは世界最高峰の癌学会であるAACRをはじめ多数の国際学会に精力的に活動しており前述のHYD LLC. for Cancer Research and Drug Developmentで製造された本家本元の重水素減少水を当センターでは扱っております。重水素減少水が1人でも多くの癌に困っている患者さんにお届けすることができればと願っております。

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